マイケルジャクソンの『THIS IS IT』を観てきた。
始まって、3分もしないのに涙が流れた。
自分でも予期せぬ涙だった。
自分の心の奥にある無意識の領域に、スッと入ってきた。
最後までずっとそんな感じだった。
マイケルのメッセージが全編を通して、隅々まで溢れかえっていた。
マイケルの愛の固まりの様なフィルムだった。
やっぱり、人の気持ちを動かす事が出来るのは『愛』だけなんだ。と、
あらためて考えさせられた。
基本的に、この世の中に、他人なんていないんだ。
マイケルの思い出は、1987年後楽園球場での初来日コンサートです。
アリーナ席のかなりいい席で観ることが出来た。
前座が長くて、本人の時間が思ったよりも短かったので、少し残念だったが、
こんなに近くでマイケルをみれたと、興奮しまくった。
まさかその後、もっと近くで見れるとは、つゆ知らず・・・
マイケル来日に浮かれていたある日、僕はひとりで、友達の働く青山のダイニングに
ふらっと遊びに行った。
友達は休みだったが、一杯飲んでいこうとテーブル席に行こうとしたら、
「今日テーブル席は貸し切りです」といわれた。
?見える範囲には誰も居ない。
仕方が無かったので入り口にあるカウンターに座った。
カウンターには5人くらいのお客さん。
しばらくして、洗面所に行こうと、テーブル席を横切った時、いちばん奥のテーブル席で10人くらいの外国人が食事をしているのが見えた。
たった10人でここを貸し切り?
いかつい感じの黒人の人が何人かいて、ただ者じゃない雰囲気を出しまくっていた。
用事を済ませ、洗面所からカウンターに戻りながら、ただものじゃない人を見ようと、歩くスピードをゆるめ、もういちど奥のテーブルを見ると、なっなんと!そこにいたのは!「ポオー!」マイケル・ジャクソ〜ン「キィー!」バブルスく〜んあっ、バブルスくんはいなかったわ。
しかし、その時の驚きと言ったら、まさに『ポオー!』
足元はふらつき、リアルに『ムーンウォ〜〜ク』
興奮冷めぬままカウンターに戻り、その興奮を悟られないように、
スコッチのすこっち似合う大人な僕は、カルーアミルクを頼んだ。げっ
しばらくすると、食事を終えたマイケルが黒人のボディーガードに囲まれてこちらに歩いて来た。
その店は、カウンターの横通路は狭く、人2人、通るのがやっとのスペースしかない。
時間にしたら数秒だけど、あのマイケルと僕が、1mもない位接近したんです。
まさに、コラボレーション?
もちろん、声をかける事も、握手をお願いする事も出来ないほど、舞い上がっていた。
MJが帰った後も夢を見てるような気分の中、アホづらでカルーアミルクを飲んでいた。
しかし、しかし、本当に貴重な体験だった・・・僕の最高の想い出です!
マイケルありがとうです。
『THIS IS IT』すばらしい映画です!是非機会があれば。
それでは今日はこのへんポオー!
いつも心に太陽を!
右近良之オフィシャルホームページhttp://www.ukonyoshiyuki.com/
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